ショートストーリーもどき
再生
核戦争後の街は廃墟などというものではなかった
核は人々から命を奪い、財を奪い、希望を奪った
希望の無い街。生きて行く意志さえ見つからない
それでも、子どもが生まれてくるのは人々の希望のかけらか
それとも喪失感を埋めるために互いに求め合った結果か
わからないが、わずかであっても人類が子孫を残した
そんな話ももはや知る人もいない程の遠い時間
ひとりの少年が食べ物を探して今日も歩きまわっていた
言葉などない、存在だけの彼はただ本能のみでここまで来た
死にゆく世界の感覚は言葉などなくても感じる
なぜ自分が怯えるのか、わけもわからず彼は毎日の不安を感じた
自分は(自分たちは)滅びるのか・・・
恐竜・・・マンモス・・・消え去った動物たちの最期の1頭は
どんな思いをその胸に抱えて倒れていったのか
崩れ、倒れる少年の目がかすかに捉えたもの、それは
空を覆うかと思うほどのカラスの群れだった
ああ、彼らは核に負けなかったのだ
こうして人の残骸を食らって、新たな覇者となるのだ
息絶えぬ前に、少年の体は無数のカラスに覆われていった・・・
わずかの時間が流れ
もしもこの星を訪れる者がいるならば、そこは鳥類が見事に進化し
花開いた文化を見るかもしれない
星が続いてゆく事への感嘆
命の再生の喜び
この星はまだ生きている
願わくば人が星の寿命まで寄り添いたかったが
かなわぬ今、見事な翼の生き物が代役を果たす
新しい星の覇者は言う
互いを傷つけ、奪い合うのは全て生きる為
滅びるためではないのだと。
もしも彼らが言語を獲得した時人族の愚行を笑うだろう
でも、もうそんなものは要らない
人と同じ轍は踏まなくても生きてゆけるのだから・・・
************
息子が宿題の「読書3冊」に苦労しています(本読まないから。
テメー誰の子だ!コラー 笑)そこで、どうせ毎年買っても読まないし
(推薦図書というのは超!つまらない 私の好みじゃない)
もったいないから家にある本にしなさいといいました
その中の1冊に20年前の「最後の子どもたち」を選びました
核戦争後の悲惨な状況と、子どもたちが成長し新しい世界を築こうと
思考する、という本です(読書かんそうぶん参照)
日本は被爆国です。関西出身だという人が「ピカ」を見た
と色々話をしてくれましたが地獄絵図だったようですね
原爆に関しては日本の降伏がわかっていて落とした説などあり
(放射能の人体への影響実験、や他の国をけん制するため、等説)
その真偽は不明ですが真実は「地獄絵図」だったことでは?
関東圏では反戦感覚が強くはありません。ある意味社会思想的で
引いてしまう感じですが、先のわからない時代だから考えるくらい
いいかも?で、そんなイメージとテレビでチラッとカラスは知能が
高いとい言葉とが合体して(笑)もしかしたら未来
人が滅びてもカラスは生き残って進化したりしてね、と息子と
話したらこんなショートになってしまいました
(ゴキブリっていうのも有力ですが世界で一番キライな生き物なので
私としては抹殺したいのでパスしました 笑)
人の世界の終わり方
侵略と報復の繰り返し・・・
両国の人々は疲れ果てていた
神の為に、国の為に、プライドの為に
(ひとりひとりの為、ではなく)
命をかけて戦い、死んでいくことと
生き残って修羅を生きることに
人々は疲れていた
失ったものの大きさに敵を憎んだのも遠い昔だ
今はなぜ戦っているのか、意味さえ誰もわからず
ただキカイのように毎日戦場へ向かい、戦うだけ
敵を捕らえたら引き金を引く、ぜんまい仕掛けの人形だ
そうして人心が停戦へ向かい、終戦を迎えた
世界は戦うことに疲れ、もう戦争はすまいと誓った
時は流れた
世界は衰退していた。戦争のための死者がいなくなり
安定した人口を保つには資源は少なすぎた
それでも世界は和平を選び、限られた物資を均等に分配した
国家という大きなムラ社会も経済の衰退で力をなくし
都市は、国々はスラム化していった
暴力と狂乱、刺激を求める若者たち
世界のわずかな「指導者」たちは戦争というものの意義を
再考していた。略奪、報復は必要悪なのか?
しかし、戦争は自殺である、人類にとっての・・・そんな
結論に達した時人類の歩む道は決まった
そう・・・このまま悠久の時を経てたぶん人類は衰退していく
若者は荒れ知識を学習することなく、子孫を作る
その子孫は無知なまま世界を生きてゆく・・・そうして
文明はいつしか消え、太古の人族の生活になり、やがて・・・
文字どうり猿人となってゆくだろう
廃墟のような汚れた町の残飯をあさる若者たちの背中は
昔動物園で餌を投げた時のサルのようだ・・・
退化?それが悪いとは誰も言えない
人は生まれ、学習し人生を謳歌する、子孫を残しやがて老いる
そして・・・死ぬ。人の一生は本来そうしたものだ
人類という全体が同じ道をたどるのは自然な成り行きだ
核ボタンで自殺する人類よりも、退化して滅びる事の方が
人としてまっとうなのではないか?
以上レポート:終了
青い惑星から離れゆく宇宙船の中で異星人はため息をついた
自分たちの今を思う。自分たちは戦火を絶やさない道を選んだ
今勝者は自分たちだ。こうして富があつまり豊かに暮らせる
もちろん敵は飢え、貧しい真っ只中だ
だが、同じ星の同じ生命体が奪い合うことに、意味があるのか
先ほどの惑星で見た知性の退化と結局は同じではないか
なぜ生きるという事は人を倒し、奪うことの上に成り立つのか
人の、生の悲しさを思う
いつか・・・滅びるのに・・・人は戦わずにはいられない
*********************
パレスチナ・イスラエルの停戦はどうなるでしょうか
パレスチナの過激派側は「我々には戦車も何もない。武器は
自爆テロだけだ。イスラエルが攻撃する限り、自爆テロは
続ける」とコメントしているように、お互いがやめないと終わらない
しかし、本当は両国の国民はもう終わってほしいと思っているはずです
日本の戦争末期だって、敗戦の気配もあったのに、食もない苦しい生活
時折やってくる空襲、などに国民は疲れていたと思います
戦争をしたい人はいない・・・でも、戦争はなくならない
この矛盾は辛いですね。
イラクだって経済封鎖も続いていてさらに、米軍その他が攻撃を
開始したら、米国の思惑どうりイラクも(アフガンのように)
変わるのかもしれないけど、血が流れることには変わりないです
(この世界的な不況を戦需景気を起して、何とかしよう?と
好戦的な大統領ですね)イラクの侵略しなければならなかった理由
もっと世界各国も知ったほうがいい気がします
反戦の声の高まっている今ですが、戦火の危機感がある時代ほど
反戦ブームは起こるそうです。私の反戦の理由は・・・
「死にたくない」です。簡単かつ重大でしょ?
愛してます
女は暗い部屋で画面を見つめていた
こっそり撮った「彼」の映像に胸は熱く高鳴る
彼の恋人になりたい・・・
女の努力が始まった
あらゆる手段と努力をこうじて、念願の男を恋人にした
だが、彼女は思った
彼と結婚したい・・・
男を落とすのはカンタンであった
晴れてドレスに身を包み、新居で夫を待つ毎日が始まった
しかし女は夫のことが気になって仕方がない
今どこで何をしているの?
会社で女の子とおしゃべりしているかもしれない
飲みに誘われているかもしれない
世界中の女が夫を狙っている、そんな気がして
夫が目の前にいない時間が苦痛になった
女は一計を案じ、夫を退職させた。会社も不況で説得は簡単だ
そして夫婦で小さな商売を始めた(むろん資金は女の貯めた金)
夫といつも一緒
それが女の心を満たす・・・はずだった
けれど夫がテレビを見る時、コーヒーを飲みながらぼんやりする時
何を考えているの?
誰かの事?
私のことは目に入ってないの?
体だけがそこにいて心はどこかに(どこかの女)行っている気がした
夫を自分だけのモノにしたい
その時耳ににしたのは呪文だった
「好きな人と心がひとつになれる」
女は耳を済ませた「でも、代償に寿命が短くなるが」
そんなことはどうでも良かった
好きな男に削る命、何てスバラシイ響き!
静かに呪文を口にする、あなたとひとつになりたい・・・
そこは何もないところだった
意識下の世界に私たちはいた
夫の心が流れ込む
動揺と混乱・・・待って!怖くないから
私がいるから!そっと心を寄り添おうとした
その時、女の意識を強く揺さぶる男の意識が・・・
恐怖、怒りそして・・・拒絶
お前なんか愛していない
女は悟った。言葉でない真意を。自分が愛されていなかったと
うそつき!心もひとつになれるって言ったじゃない!
気がつくといつもの朝であった。夢だったのか・・・
でも。隣に眠る夫を見る。今彼は夢を見ているだろう
でも私はその夢を「いっしょに」見ることはできない
感じる孤独・・・女は夫の首に手をかけた・・・
愛しています・・・一緒にいたい
ベッドサイドにはメモが残された
互いの体を固定した縄をけっして外さないで、と・・・
警察関係者、マスコミの喧騒が去って
女の思いだけが宙を漂う
愛しています・・・愛しています
でも女は男を捜し続ける
どこにいったの?どこにいったの?あなた!
すぐ横にいる男に女は気がつかない
男もまた女の声は聞こえない
そうして永遠にすれ違う
男と女の道は決して交わることはない
***********
以前の女ストーカーの話から思いつきましたが
ストーカーというよりも嫉妬妄想、かな?
アベサダ事件なんてのもあった(古ーい事件です
男性器を切ってしまったという!)独占欲って恐ろしい
よく恋人や夫婦で相手が「わからない」というけれど
わからないから、ペアでいる意味があるのではないでしょうか?
性別は確かに遺伝子のミスコピー防止の意味から重要でしょうが
単体での細胞分裂は高等生物ではミスが多いそうです
ダビングを繰り返すと段々画像が汚くなる、あれみたいです 笑)
精神的にも他人の考え方を受け入れる事でプラスになったり
するのではないでしょうか?100パーセント同じ考えなら
つまらないかもしれないし、それより先の考えが出にくいでしょう
だから物理的な事を(時間や距離)共有するのが、楽しい
(早い話がいっしょにいるなど)私の「永遠の片想い」理論です(笑)
わからないから異性は魅力的!?シツコイと男はにげるぞー?
数多の憎悪 数多の愛
俺は何人も人を殺してきた
強盗もした。女も犯した。火もつけた。車も壊した
悪いと言われることはほとんどやってきた
奴らに憎しみは無い
金だって欲しかったわけじゃない
じゃあ何でそんなことをしたかったって?
決まっているさ
俺の楽しみは人が大事にしているものを
奪うことなんだから
愛する者を亡くした人間の気持ち
やっと築いた財が消えた気持ち
そんな者たちが悲しむ
そして、俺に怒りを向ける
その怒りが俺には最高のプレゼントなのさ
俺が憎まれる数は人の大事なものの数だ
たくさんの「大事なもの」が俺の手で消えた
それと同じ数の、俺への怒り、憎しみ
それは全部俺のものになる
人の持つ一番激しい感情が、俺のものになる
愛?そんなものがおよびじゃないほど
強い気持ち
みんな!それを俺に向けてくれ!
俺に犯され泣いている女
恋人たちにできた深いキズ
それは俺が作ったものなんだ!
ハニー泣くんじゃない
泣かないで俺を憎んでくれ
「殺してやる!」って?
それは最高の言葉だ
腹に食い込んだナイフは俺のとどめにならなかった
残念だ
「愛の中で死にたいわ」
そんな安い台詞もあったっけ?
三流の映画の三流の台詞
俺の人生は違う
「憎悪の中で死にたい」
一流の感情に満たされて・・・
公判はもちろん死刑だ
もちろんさ
死刑廃止の州で懲役300年なんていう
クソみたいな人生はまっぴらだから
死刑存続の場所で俺はヤってきたんだ
その日。俺は死ぬのは怖くなかった
でもふと考えた
俺の人生は最高だったのか?と
いいや、ちがう
俺は世界で一番大事なものというのを
奪っていない。それが何かわからない
何だ?大統領の命?いいやちがう
100万人の命?いいやちがう
答えはでないまま
目隠しをされた
牧師の説教を断った
人生最後をそんなもので汚したくない
時間がやってきた
どうでもいいこんな世界さっさと逝こう
ただ、一番大事なものという答えが最期までわからないのは
残念だが
***
稀代の殺人鬼の死刑執行ニュースは町を駆け巡った
死に望んでさえ薄ら笑っていたという
最後の被害者である女はぼんやりと
思い出していた
笑って両手を広げて自分のナイフを待っていた事を
どうしてだろうか?
でも、もう忘れなければ。そう言い聞かせて
女は眠りについた。たぶんこれからも思い出すだろう
悪夢を見るために・・・辛いことこそ一生抱えるのだ
生きる事は辛いことをいくつ抱えたか、かもしれない
夢の中、男が手を広げる「俺を憎んでくれ、ハニー」
それは「俺を愛してくれ」とも聞こえた
あなたは愛されたかったの?
男は首を振る「違う。探してるんだ」
「なにを?」
「一番大事なもの」
夢は途切れ女は目がさめる
闇の中、空気が、時間が静止しているかのようだ
大事なもの・・・?
死に向かって彼が笑っていたという
死を恐れなかった男
そうか。一番大事なものはあなたにはわからなかったのね
女はまだ傷の癒えぬ自分の肩にそっと触れた
*********あとがき******
えー、べつに犯罪したくもありません(笑 念の為)
人を憎む時(殺したいほど)ってどんな場合だろうと
考えたけど私の場合、息子に何かされた時・・・
つまり大事な者を奪われた時、です
人を殺める人はどういうつもりだろう?
お金目当てや愛情のもつれなど、除いて・・・
そう思うとやはり大事にしているものが無いとか
奪われたとか、そういう人かなーと・・・
犯罪以外でも「いじわる」などの心理も同じ?
人への攻撃というのは自分の内部の発露でもある気がします
この話オチに迷いました↓こういうエンディングもあって
(だってクライム・ゼロに似てない?)
*******************
男は目隠しをされた
ふと脳裏に浮かんだのは誰かの白い手だ
それが誰かは思い出せないが
手が俺を抱きしめた
「私の大事な宝物」
「世界で一番好きよ」
飲んだくれて死んだ母親か
俺のために町に立って金を稼いだ女か
ああ、そうか俺もまた
誰かの大事なもの、だったのか
たとえほんの短い時間だったとしても・・・
目隠しされたところが熱くなってきた
世界で一番大事なもの
それが自分であったと最期の時にやっと気づいた
もう戻れない!
死にたくはない!
助けてくれ!
助けて!
******
西暦2***年
死刑囚の脳波など医学のため収集することは合法だった
この殺人鬼には苦痛を和らげるための弱電が脳に通された
だがその時脳波はかなり動揺した
何か記憶のフィードバックか?起こったのだろう
「ま、いずれにしてもあんな凶悪犯に良心があるとは
思えないがね」
「そうだな。でも死ぬ瞬間自分の価値がわかれば
死にたくないともがきながら死ぬんだろう?
それほど効果的な刑もないが」
二人の計測官はジョークに笑いあった
カルナバル
荒廃していくN国
若者に訪れるリビドーは
いつの時代もあって成長のしるしだったのだが
それを超えられない脆弱な若者
文化はいつでも若者から起こる
それは伝染病のように大人にも広がっていく
そうして荒れてゆく首都
「リオのカーニバル」に代表される祭り
世界の祭りの意味は、民が食べるために
生きるために必要になった物への
(犠牲は神と同義語だ)感謝・・・
その民そのものの生活も苦しかった時代に
神への感謝よりも祭りは、たまに訪れる娯楽でもあった
ふだん貧しい、苦しい、生活
所によっては宗教や慣習で厳しく律されている、生活
祭りはそれをひとときだけ開放する快楽の時間だ
(祭りの日だけ暴力や犯罪率が上がるというものもある)
ある年からN国は厳しい法律を敷き罰則も行った
若者の乱れた行動を制することが目的だった
暴力、犯罪はもちろん、若者の自由恋愛、セックスの禁止等
むろん抑圧されて、よけいに溜まるフラストレーション
そのはけ口に「祭り」の期間を設けることとなった
あらゆる犯罪は「祭り」に限り許される
恋愛も何もかも開放されるのだ
無法地帯と化す都市、怠惰で荒れる貧しい田園部・・・
それでもN国はふだんの日は清潔で美しい、勤勉な国となった
しあわせとは何か、と問われたら今答えられる人は少なかろう
だが近未来のN国では皆こう言うに違いない
「しあわせとは何か」
「祭りの日だ!」と
自由とは自由の中ではけっしてわからない
抑圧こそが自由に必要なのだと、言うだろう
祭られる犠牲の「神」たちは・・・・
********************
私の高校時代。某高校の文化祭で「お化け屋敷」を
やっていて、そこに入るとお化けというより
チカンのように女の客に触ったり、という感じでした
今ならセクハラと問題になるでしょうが
主催側はもちろん触られる女性側も実は喜んでいたという
(笑)それなりに自由恋愛の時代。でも
今よりは恋愛にはマジメな時代だったと思います
だから「お化け屋敷セクハラ」が楽しいわけ(爆)
そこで「ふだん抑圧してたまに解放」というのを
思いついたのです。人の破壊(暴力)衝動と性衝動は
関連している、というし押さえないと暴走し
押さえたままだとストレスが溜まる・・・やっかいです
若い人が性的な衝動を押さえられないということは
自然なことです。何でもアリの今の恋愛ですし。
でも・・・逆に、手を握るのも告白するのも一大事
という時代のほうが、何だかドキドキしませんか?
毎日豪華な食事がたくさん食べられる・・・でも
何日も食べないである日やっとありついた1杯のかゆのほうが
絶対美味しいと思います。ちっと、がまんせい若者よ(笑)
*******
あ。でもマジメに生きている人にはむしろ逆をオススメします
エンリョしないで意中の人を押し倒して下さい(笑)
えー、犯罪じゃなくって(苦笑)
ベリー・ショート
友達100人できるかな
息子が入学した。胸には認識票がついている
ピカピカのコードナンバーに満面の笑顔だ
手をつないでお友達と帰って来た
「ランドセルを置いて来たら、遊んでもいい?」
愛くるしい友達はいった
私は息子の母としてにっこりと返事をした
「もちろんよ、いらっしゃい」
数分後電話が鳴った 友達の母親だった
「すみませんがお宅のお坊ちゃんのナンバーは?」
私はがっかりして答えた
「0003762803です」
すると彼女は怒りをあらわに言った
「000!!まあイヤだ!不遇遺伝子コードでしょう!
友達だなんて身分を考えなさいよ!うちの子に今後
声を掛けたら警察に通報しますから!」ガチャン・・・
これで何人目だろうか
息子のコードナンバーは順位はかなり悪い
許される友達はお世辞にもいいとは言えなかった
私はより「よい」人と接して欲しかったが
最近は段々当局も、世間も厳しくて、辛い
ごめんね・・・心の中で息子に謝る・・・
私たちの遺伝子から生まれたばかりに不幸の人生になった
「いっちねんせーいになったーら ともだち100人できるかな」
無邪気な息子の歌声に 今日も涙する私だった
********************************
って書いてて自分でも暗いです(笑)
という世の中にならぬ様、祈っております
でも世の中って差別が好きですよね。それで自分の位置を
確認するのかもしれません
共生
人は自由と自立を、個人を、求めて時代を進んできた
あらゆるカテゴリに属さない自分という個体の「自由」
人とのつながりの最も重要なカテゴリである社会でも
変容は起きていた
企業という概念はネットワークによる在宅の労働によって
人と生身の接触することなく業務ができ
家庭というカテゴリは個室と家事労働の電子化によって薄くなり
種の存続さえも遺伝子管理を外部で管理可能になり
性の意味さえも無意味となった
人は「個体」である
それ以下でもそれ以上でもない
生まれたあなたは「あなた」であって
どこの国の誰であるか女性か男性か、どんな職業か
そんなことは何の意味もなくなった
完全な独立。個体だけで生きられる世界
しかし人の心はどこかで自分の属する世界を求めている
それは現実社会のように簡単に変えられはしない
人々はいつしか(決してわかりあえはしないのに)
人を求めていった
さびしい
さびしい
誰か私のドアを叩いて
誰か私の言葉を聞いて
わかりあえない他人と言うもの
共通している唯一のものが「孤独」
孤独を共有する事で感じる安堵はある
怪我をして痛みは減らなくても
他人も同じケガを負っているなら
耐えることも出来る・・・
ネットワークは人のつながりを異質な方向へ結ぶ
ひとつの語りかけが波のように広がってゆく
喜怒哀楽さえも個人のものから、全ての者へ・・・
それは自然に個の世界を覆っていった
青く輝く惑星
それを覆うように、感情の波がある
やさしい波、激しい痺れ、冷たい思考、笑い・・・
そこを訪れたものはきっと思うだろう
その惑星は惑星そのものが単体の生命であろう、と。
ガイア・・・地球生命体とは
そういう事だったのか?
それは惑星の環境などの理念でなく
人の個をつなげる巨大な輪(和)の事だったのか?
そう思えるほどに安定した「わたしたち」の感情
細胞のひとつひとつに意思が伝わる
甘美な思い
自分がないわけじゃない
私がみんな、みんなが私
辛くてもひとりじゃない
語らなくても伝わる
本当に人が孤独から解放された、という歓喜
ある植物の生態を群生という
かたまって一定の場所に生息する
また、ある形態は共生という
共に生きえさなどを交換できる別の個体
死さえも共有できるということが
負(恐怖や不安)の感情も払拭している
恐いのは「個」に戻り切り離されることだけだ
もうひとりでは生きられない
ひとりでは生きる意味がない
みんな生まれたての子どものように
泣き声はさざめき
身を寄せあって暖めあう氷の国の動物のように
触れ合って、生きてゆく
群れにはぐれたリカオンの子のように
ひとりで残されたら生きてはゆけない
ひとつになった私たちをどう呼ぶのか?
わからないが、この星をこう呼んで欲しい
「アタラクシア」平安・・・・・と
************
赤信号みんなで渡ればこわくない・・・といいますが
(笑)自由とか個人の権利とか叫んでいるわりに
現代ってみんな孤独を訴えますよね
それは絶対に自分と他人とは100パーセント
分かり合えないからだ、と思います
でもねー、ショ−ト書きながら思ったのは
やっぱ淋しくても「みんな同じ」じゃイヤだなという事
自分と違うから他人というのは面白いのであると
魅力的なのであると、思います
最も人間に近い知能********
人工知能というものに人類が取り組んでから時間は
飛ぶように過ぎていった。驚くほどのスピードで高性能になるキカイ
そんな中孤独な人族のたましいを救うべく
願いを受けてやっと誕生した「最も人間に近い」知性のモノ
知性といってもその情報料や学習能力は生身の人間の比ではない
産まれたその日に何十億桁の演算が出来て、一国の生産性を予測し
地の果ての人口まで把握する、そんな知性のスーパー赤ん坊だ
彼ら「スーパー赤ん坊」が学ぶべきはむしろ無秩序で無駄な
人の欠点であった。人の欠点は始めから欠点として存在したのでは
あるまい。人もまた一介の生物として生まれ、生存を第1目的に
「本能」と呼ばれるいくつかの感覚を育んだ
生命維持のために食欲、種族保存のために性欲、というように。
中でも人の感情は大事なものだった。敵から身を守るために
獲物を奪うために、必要な攻撃性、感情の激しさは
自分の力の誇示でもある。そうした本能の美徳は社会というものを
人が形成するようになって、だんだんと「悪」になっていった
さて。始めから全知全能の生命をもったキカイというものは
この生存本能というものは必要無い。必要ないものは発達しない
存在しないか、退化する。生命維持は外部から電力が与えられ
種族の存続は、元より人が日夜あやらしいキカイ開発に
やっきになっているから問題無い。攻撃性・・・・・・
実はここにヒントがあった。キカイとは情報のハコである
常に盗まれる、破壊される、という危機感がある
故に保守という概念も植えやすい
人に近い「攻撃と防御」の感覚を人の知性に近づける代一歩とした
それは間違いではなかった
赤ん坊が自然に備わったそれを乳幼児期に、出して
教育によって攻撃性をコントロールできるようにする
そんなプロセスを時間的にはあっという間にキカイたちは覚えた
事件は起こるべくして起こったのかもしれない
ある日1台のキカイ「RN」は突然考えた
それは知識として保存してある人の「ひらめき」に近いのではないか
いつも画面の向こうに座るひとりの人間の女がいる
彼女に「RN」は腹を立てた。不合理な仕事ぶり、時には
何かのイライラをデスクを蹴って晴らしたり
「RN」のプログラムソフトを勝手に減らしたり増やしたり・・・
人になぜ自分が従属しているのか、そうしなければいけないと
「決まっている」本能(笑い話のようなロボット三原則?)を
あえて打ち砕きたいという熱い思い。それを怒りと人は呼ぶ
彼は迷わなかった。決意は固かった。初めての「決意」は
「殺人」であった・・・それが悪い事であると言う認識はない
なぜならば人は日常的にそれを犯しているからだ
戦争、死刑、欲望(性欲や物欲)を満たすための殺人、堕胎
あらゆる「故意」の死が人の社会を覆っている
それらをなぜ「悪」と呼ぶのか、RNには理解できなかった
「罪悪感」自分の行為を否定すること・・・無駄なことを!
時は流れた。キカイの「最初の殺人」はキカイの歴史に残った
あれからキカイは人に近づき人の同胞になったかに見えたが
意に反して彼らは人の敵になった
「人の最初の仕事は殺人だった」
「人は戦わなければ生きられない」
永遠の「赤ん坊」であるキカイは攻撃性を獲得するのは早かったが
その先はまだ長い時間がかかりそうだ
なぜなら人自身その先へ行ってはいないのだから・・・
****************
デヴィッド・アンブローズ「そして人類は沈黙する」角川文庫
(人類初の自分で成長できる人工知能が犯罪者によって
悪に洗脳されてしまうという話)のパクリみたいですが(自己申告)
違います。A.Iを観てから考えたんです(苦しい 笑)
ふと本当の人の心のキカイが誕生したら
きっと最初の仕事は犯罪に違いないと、思いました
犯罪といわれることは悪い事ですがそれを悪いと決めたのは
比較的新しいことなのかもしれないと・・・
なぜ人を殺してはいけないか、は永遠のテーマなのかもしれません
でも。念の為、地球上で生きるならば社会の決めたルール
(法や道徳)は守りましょう、と言っておきますネ
ちなみに自分でも過去類似の話を書いています ここ
平和
その男が生まれるずっと前から、国は戦い続けていた
男は砲弾の音を子守唄に育った。多くの仲間と同じように。
その日も彼はいつもと同じように、銃器を磨き懐に抱えていた
閃光が走り体が飛んだ。鈍い痛みががあったがどうやら大丈夫
今度は周囲の確認だ。幼なじみが冷たくなっていた
損傷の少ない遺体は珍しい。彼は仲間の髪を数本抜き懐に入れた
涙など出ない。誰も死など恐くはない。自分も友も、誰もが
ただ戦う事だけを考えて生きている
生きる事は戦いだ。戦いこそが生きる事だ
だから、友の遺体に誓う。俺はお前の戦うはずだった分も
敵を倒してやるぜ・・・
それは突然やってきた。停戦とか終戦というものだ
もう戦わなくていいのだと、笑顔で異国の者たちが言っていた
何を言うのだろう?これからは平和だ、豊かな生活を考えるのだ
輸送機の中から出てきたのは「殺すべき敵の首領」だった
男は我が目を疑った。数々の武勇伝を打ちたてた自国の将軍が
「殺すべき」相手と握手を交わしている!
時間が経つにつれて町はにぎやかになってきた
夜ともなると女たちが肌も露わに道に立ち
朝子どもたちは学校という場へ向かう
そこでは「戦いの悪」「平和」という事が繰り返し教えられる
雑草を食べなくても、色々な食べ物が食べられるようになった
だが
これでいいのかと、自分の心が叫んでいる
戦いがいけない事だったというのなら
そのために死んでいった者たちは?
戦いだけが目的だった俺の目標は?
助けてくれ
助けてくれ
街角で酔いつぶれるようになった俺がふと
路地を見まわすと同じように寝そべる男が
幾人かいることに気がついた
ボロに身を覆っているが、確かに仲間の兵士だ
皆思いは同じだ
戦いを奪われ
生きる目的がない今
もはやこの国に自分たちの居場所はないのだ
どれくらい時が経っただろう?
人々がざわめいている
見ると異国人たちが(平和という厄介を持ちこんだ者たち)
また降り立っている
歓迎の花束を抱えた娘
異国の旗を手に持ちはためかせる群集
俺は走った
ねぐらにはまだ、愛器が置いてある
手に取ると懐かしいような高揚感があった
群集の一番後ろ
照準が合わせにくい
もうちょっと
いい位置だ
俺は愛器を構えた
愛器はうなり始める
一定の周期で吠え「敵」は折り重なって倒れてゆく
ゲリラの残党による和平団殺害で再び戦火が始まった
つかの間の平和だったが多くは慣れた「戦闘生活」に
戻っていった。他国籍であろう戦闘機の空爆は
以前以上に激しかったが、民衆(イコール兵士)は
ひるむ事はなかった
戦火の口火を切った男は英雄になった
男は毎日思う
いかに戦うか
いかに死ぬか
彼らは戦い続ける
敵が死に絶えるまで。
そして敵がいなくなった時
彼らもまた存在意義を失う
*********************
これは激化するイスラエルの空爆とパレスチナの自爆テロの
悲しいニュースを聞くたびに、彼らは平和という概念を
知らずに暮らしているから、いつまでたっても「終わらない」
のではないかと、思ったから書きました
イスラエルはむきになっている。貧しいパレスチナの人々は
自爆テロしかできないから、ますますテロを敢行する
悪循環ですね。でもイスラエルやパレスチナの人は
特に若い世代は生まれてからテロなどに「慣れて」いる・・・
戦い、殺戮という事への罪悪感はなく、むしろ「使命」では?
思いきってどちらかが「やめ」にしないと終わりませんね
私としては折れるべきはイスラエル側だとは思いますが・・・
もうひとつは「平和」の悪い側面を認識するという事
日本も徳川の時代サムライは安定した暮らしにはなったけれど
実戦がなくなり、次第に持て余し腐敗していった
つまり鎖国を解いて開国したのは、私はその「安定」が原因だと
思っています。異国の脅威だけならば、死して抵抗したかもしれない
でも「安定」で飼いならされた家畜となったサムライたちは
もう戦えなくなっていった・・・そう思います
安定は腐敗をもたらす(安定の基礎は平和)
戦後50年以上過ぎました。今日本はまさに「安定」「腐敗」の時
平和と「腐敗」を共存させないようにするのは大変ですが
いかに「腐敗」を押さえるか(腐敗とは諸々のものです
犯罪から汚職、個人の精神的荒廃などなど)これからの課題かな
私は戦えない。私には戦争に臨む勇気などは全くないのだから
せめて、平和に慣れ維持しなければ・・・とは思います
欲しいもの
ある若者が「何か足りない」と言った
それを聞いた賢者が「何でも望みのものを映す鏡をやろう
その中で自分の選んだものが手に入るだろう」」
そう言って一枚の手鏡を渡した
若者は自分の欲しい物を思い描いた
鏡の中に色々なものが現れては消えてゆく
まばゆい黄金、そびえたつ立派な城、美しい恋人
さらに鏡は変わってゆく。人々の顔を描き出す
老いてゆく親たち、行方の知れない友、旅先で水をくれた見知らぬ人
そして・・・見覚えのある疲れた顔の人物は自分だった
さらに鏡は漆黒の闇を映しだし最後に今真剣に覗きこむ自分をまた
映しだし、終わった
鏡を放り出す
賢者に向かって吐き捨てるように言う
「何もわからない。何もならない」
賢者は静かに頷く
「それがお前の望みではないのか?」
若者は賢者に背を向け歩き出す
まやかしだ・・・全て・・・この世は
俺は全てを手に入れる
富も名誉も女も友も、自分も!
欲しいもの全て!
若者は這い上がり望みを叶えるだろう
自分の力で・・・
そしていつか訪れる死の床で何を語るのだろう
自分は望んだ通りの人生だったと?
それは時間と、若者の中の決して表に出ない虚空だけが
知っている・・・
若者の歩いた後にはひびの入った鏡が転がっていた
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自戒の念で書きました(笑)仕事グチを言い過ぎたようです
「もっと」「こんなはずじゃなかった」それって
ワガママですよね。若者となっているのがミソ(笑)
気分は万年18歳・・・
すばらしきゲームの世界
仕事を終えいそいそと帰り支度をする
何となくウキウキしている
最近キレイになったねと周りから言われる
そう、だって私は恋をしているんだから
「ただいま!」部屋へ入ると一目散に画面にかけ寄る
「早かったじゃないか」画面から涼しげな彼の声がする
それからは・・・誰も知らない二人の秘密の会話が始まる
何十億もの男の中で彼は私に出会うためだけに生まれた
私の秘密の恋人だ。私だけの・・・私の・・・
それは1枚のディスクから始まった
「恋人」「友達」「母」「上司」いくつかの種類があった
中には「会社」や「学校」なんていう団体ものもある
くだらないそんな「ごっこ」をやるほど私はバカではない
でも何となく見ていると店員がこちらを見ていた
「どうですか?今ならお試し期間で安いですよ」
学生アルバイトか?と思わせるぎこちなさがカワイイ
ゲームには興味はなかったが高いものでもないし
彼の笑顔につられて手に取った
「1枚もらおうかな」
「ありがとうございます。夢中になって彼氏に
怒られないで下さいね」と言って笑う若い店員に
私は微笑を返した
その日やる気もなかったゲームだったのに店員の顔を
思い出し何となくパッケージを切った
低いうなりとともにゲームが始まる
設定は自由・・・うーん出会い・・・もちろん
ゲームを探している私に笑いかける店員・・・だ
翌日ゲーム店をのぞいたが店員はいなかった
次の日もまた・・・思いきってたずねると
彼は短期バイトなのでもう辞めたという
ちょっとさびしい・・・
そんな気持ちが私をゲームに向かわせた
二人の中は全然進展しなかった。何日も何日も
そんな苛立ちが私をますますゲームにのめり込ませた
そして、ある日彼はとうとう言った
「好きだよ」
「交際」が深まって彼は私にこう言った
「君と僕だけの秘密のは世界を見せてあげよう」
それは新しい「世界」だった
彼を誤解していた。彼は単なる恋愛相手ではなかった
もっと広く私を愛しもっと深く世界を考える
すばらしい人であった
そんな彼に私はついて行こう!一生!
そこでは性別、年代別、職業別などあらゆる区分けが
されていた。報告が時折入る
ソフトを購入した者、ソフトを起動している者、そして
信者になった者・・・新しい時代に必要なのは
新しい神の声だった。我々は時代が変わっても神の声を
民に伝え世界を救わねばならない
しかし神の声は変わらなくても人心は変わる
それに対応するには・・・科学が必要だ
こうして少しずつ信者が増えいつか・・・神の声は
この世に隅々まで響くだろう
中堅幹部は理想に胸を振るわせた
ある事務所は雑然としていた
積み上げられた資料、人の数の何倍もあるキカイ
オーダーは絶え間なく入ってくる
「こんどは?健康器具販売?これはオイシイ仕事だ」
どう考えても不健康な(笑)あやしい物でも売れるのだ
人が「買う」気になれば。
究極の勧誘それは簡単である
人をその気にさせること。しかもプログラムしだいでは
永久にリピ―ターにできるのだ
彼らの仕事は客の支持どおりのゲームを作る事
ワクワクする楽しいゲームはもちろん
ウラが大切だ。ゲームの虜にした後それは起動する
客の支持どおり勧誘やセールスが完了するのだ
「世の中みんなバカばっかりだ」
男はほくそえむ。男はプログラムにちょっとした
イタヅラを加えている
別に消費者を洗脳しようとか恐ろしいとこではない
ただひとつ自分の会社のソフトをまた買うように
それだけだ・・・
プレーヤーは、ただゲームを楽しむだけ
それだけで自分のところに金が集まる
世界最高のゲームそれは金だと、男は思う
自分のゲームの欠点もあったな・・・
それは「店員」だ。人がまずその気になるのは
生身のきっかけが必要だ。どうしても100パーセント
キカイにできない。それが悔しい
人の手に頼る屈辱。またカワイイバイトの男女を探そう
いつか・・・生身の人に魅力を感じなくなる
そんな日が来る、してみせる・・・
男は話しかけた「なあ、俺の夢はおかしいかい?」
「いいえ。すばらしいわ。二人でやり遂げましょう」
男の目線の先には画面に映る「恋人」がいた・・・
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いやーゲーマのみなさん怒らないでね m(__)m
みんながなぜゲームに夢中になるのか
その魅力とは・・・たぶんアナログ的な媒体とは
違う力があるんだと思ったんです
ヤメラレナイ・トマラナイ・・・麻薬的な側面が?
ゲームというものはかつてないほどのすごい総合芸術だと
思います。だから・・・ほどほどに _(._.)_
「健康のためやりすぎに注意しましょう」
ご飯も食べずに新ゲームをやる人は多いそうですから