昔のノートから
中学時代
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中学一年
誰でも、子供の時代はあったはずなのに 大人は子供の気持ちをふみつぶす それはなぜなのだろう 人は、大人になるとき、子供時代の記憶を失ってしまうのだろうか それとも、子供を捨てなければ大人にはなれないからなのだろうか 「何故、大人になんかならなければいけないの?」 そう考えなくなった時、もう自分は大人になっているだろう |
R子ちゃんは,クラスで男子に無視されている 確かにあの子はちょっと不潔だ. だからいじめていいというのは間違っている. |
月明かりの祭り(1974年 13歳) |
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1975年4月 14歳 中二
今,何かと話題の14歳・・・という事で14歳前後をアップ。
忙しいですよね。中学時代は。
勉強にバスケに励んでおりました,と書きたいけれど
挫折したんですよ。実は。バスケ。逃げました。毎日の練習から。
先輩のしごきから。何って先輩からの重圧が一番きつかった・・・
オクダリョウゾウと言う人が七二歳の人が、うちの学校でリサイタルを開いた。 私は、ねむそうな顔をしていたけど、これは真面目ぶってると言われたくないから。 わざと眠そうに振舞った。本当は大感激だった。 でも、歳をとったかたなので、淋しそうに感じる場面もあった。 心の歴史と言うのか、心の深い何かが感じられた気がする。 これからも、どうぞ、頑張って下さいと、心の中でつぶやいた。 |
セミは何年も地面の中にいて、やっと外に出た時は それを知った時、はかないなと思った 人の一生も同じようなものかもしれない セミの鳴き声に夏を感じているのに ****** こんな事をいつ書いたのか セミの生きる意味 人の生涯はセミよりも長い でも、長いからしあわせとは言えない 短くても激しく生きぬく ************** これを書いた時は死というものを実感した事は なぜ若い頃死という言葉をよく口にしたのだろうと 余禄:若い女は美しい、が、老いた女はさらに美しい |
なんの為に勉強するのか 教科書に載っていない事が好き。先生はよけいな事は受験期になったら 勉強のこともそう。試験に為にしてるんじゃない。 何の為に勉強するのか?立派な社会人になるためとか |
深くて浅い穴 (1975年 14歳) ふと気がつくと空間に穴があいていた 外へ出た 繁華街に近づく度に人の気配が増えてくる 何かを感じてまわりを見渡すと、所々にそれはあった 穴が私を呼んだ いいや、ちがう 穴はただそこに開いていただけなのだ 雑踏にまぎれると穴はどこにもなかった ************************************************** 何かと話題の歳(?)14歳の作品で一体何を言いたかったんだい?と 中学時代というのはよくわからんテーマは多いです さて、穴。あなたは穴に何を見ましたか? |
過去と未来のはざま 眠れない夜が続く時,自分が今生きていて脈打つ手首の そしていつかの大人になった未来の自分も 自分という人間は無数にあってひとりひとりは一瞬で消えてゆく そう映画のフィルムのようにたくさんの自分がいて 時間は無常だ。本当は同じというものは一つもないから。 |
1975年 14歳 オトナノ スベテガ キライ いつかわかるさ・・・そんな言葉はやめて |
お前たちは何もわかっていない 汚れたオトナから知識を得る ************* お前たちが大人になる頃 社会はどう変わっているか 何も知らないのはオトナじゃないか きっと昔むかし、の頃からそうなんだ ******************************************** 今の自分にできることってなんだろう? ****************************************** 何かに相当怒ってますね(笑)多分担任の先生の説教か何かに この時の私が今の私を見たらどう思うでしょう? 14歳の私へ・・・ |
神様のえこひいき 天は二物を与える。三も四も与える。えこひいきな人だ。 部活も学校も何かの上下ばかり。平等に見える友達、でも ハイハイっでかまわないが,友達は違う。 |
もうすぐ期末。なぜ別の事をしたくなるんだろう? レイ・ブラッドベリ短編集 太陽の黄金の林檎 もっとも,それでは私はイヤだけどね。 作者がなんと言っているのか述べよ、だなんて無粋だよ。本は読む事。あとは個々人の感性に委ねるべし。 |
ねえ 私を殺してよ 大人などにならないように・・・ |
美しいという事 |
生きる事の辛さ儚さが 私の心を刺す時 差し伸べられる手を |
理想郷って何だろう?どこだろう? |
すぐそこに扉があって,それは閉じられていて |
シチセキ伝説 |
結婚するなら「2番目に好きな人がいい」と |
中国の神話 |
太陽神話 |
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中学三年
誕生日 ガラスの箱に、わたしは閉じこもる。他人の顔なんて見たくもない 少女のままに、十五のままに、時を止めてしまいたい。 考える事はしたくない。何も・・・何もしたくない。 何回となく誕生日を迎えても、十五のままでいたい。 ガラスに映った自分の顔。変わってゆく?・・・いつかは いいえ 変わってゆくのは外の世界だけでいい。 わたしはわたしだ。わたしはわたしのものだ。 |
中学三年
なくした思い出の箱を開く為に、鍵を探しに出かけた 人間は哀しい生き物なのだ しばし心のままに、思いをめぐらせても それは、一瞬にして消えてしまう 解き放つ何かを、信じる事も忘れ また社会と言う箱の中に、閉じこもる 生きんが為に、明日を持たんが為に 人間は、祈る事さえ忘れてしまったのだろうか・・・ |
かなしいよ、とカッコウが鳴く 今日の食べるものはどこにあるの |
人は裸で捨てられ泣いている赤ん坊だ |