読書かんそうぶん
世田谷一家殺人事件 侵入者たちの告白 齊藤寅 草思社
書店で電車を待っていたら店員さんの会話が聞こえてきました「世田谷の殺人の告白って?あれつかまってないよねえ。ウソっぽいねえ」そして積み上げられた本を見たら本当にあの一家4人の惨殺事件の本らしく即買ってしまいました
内容は外国人のシンジケートへの取材で明らかになった犯人の正体、ですがこれを全て鵜呑みにすることはできないけれど、凶悪事件のひとつであるこの事件を忘れないで普通の人も自分の家庭の安全も考える、ということではいい一冊かもしれません
でも外国人犯罪の事をもっと知るべきだと、思いました。例えば数万円の金欲しさで強盗をする、日本人なら大金ならわかるが少ない金額で犯罪なんて、と思うでしょうが彼らは必死で自分や家族を食べさせたいし日本とは経済格差が大きいから日本にとって小額でも彼らには大金。人の命よりも金がほしい、という理屈が当然の厳しい現実があるのでしょう。それを考えつつ外国人が増えていく日本だから、仲良く、かつ互いの安全も考えつつ行動しなければ・・・って難しいですけど。
ところで。これって本当の事ならば著者って命危ないのでは?
2006/6/25
遅すぎないうちに カルメン・ビンラディン青山出版社
ビンラディンといえばあの9.11テロの首謀者でイスラム過激派の
大犯罪者オサマ・ビンラディンが頭に浮かぶが
この著者はそのビンラディンの実弟の妻となった女性である
彼女は今離婚裁判中だそうで、原因のイスラム教に起因する話しも
本に書いてある。オサマというイスラム教の申し子のような男の印象を
恐ろしいとも書かれている
サウジアラビアは王家が石油利権を独占している国である
そして、イスラム教国家でもある
イスラム国家にしては、進歩的?
だが,私の知っているサウジアラビアはそこまでだった
ゼイタク三昧という印象があり、イスラム国家とは言え女性達は
さぞや良い暮らしをしているだろうと思っていた
だが著者によると、監禁状態のような女性の生活は
貧困層と大差ない。外をろくに歩けない、という
女性には何の権利もない
まあ、貧困層のように気まぐれに殺されないだけマシかもしれないが
TVは選別されたつまらない番組ばかりだし
本などほとんど売っていなかったという
著者の息苦しさが伝わってくる
サウジは豊かな富と、対照的な自由の貧しい国だったのだ
スイスで育った著者が自分の状況と娘の将来を考えて
国外へ生活の場移したのは当然といえる
自由・・・私はこの言葉を何回か口に出していた
今謳歌しているこの自由は
もしかしたら世界的にはほんの一握りなのかもしれない
また、日本であっても時代によっては
とても不自由を強いられて、今この場所(日本)でこの時間(時代)で
生きていられるありがたさを,感じずにはいられない
その自由とはタダではないのだろう
私たちは代償に何を払ったらいいのか?
アメリカの言うように血を流さなければ自由を守れないのだろうか
だとしたら
自由のために,人が死ぬ事が「しかたがない」のだろうか
自由の名のもとに戦争が行われたイラク
自由が大義名分に使われる事を,私は悲しく思う
著者カルメンは一族から命を狙われている
ふと以前紹介した本「女盗賊プーラン」の著者でインドの国会議員に
なったプーラン・デビィ氏が、暗殺されたことを思い出した
昔の話ではない。つい最近の話しである
本で暴露する事によって,命を狙われる・・・
そんな小説のような事も実際にある
カルメンの安全を願う
余談だが、先日の悲惨なオセチア共和国の小学校テロ事件では
また女性テロリストが自爆したが、彼女らの行為が
必ずしも夫の復讐だけではないと知った
イスラム社会の厳しい慣習の中では女性が夫を亡くしたら
生きて行くのは大変だそうである
ましてや,子どもを抱えていたら・・・
そんな時テロ団が声をかける
生活の面倒を見てくれる、さらに,子どもの世話もしてくれる
その代償は、テロリストの仲間入り、だ
結果自爆(強要か自主的かはケース・バイ・ケース)もする
悲しい福祉制度(もちろん皮肉です)
彼女らの寡婦年金はテロによってもらえるわけだ
先進国の女性のように、離婚や死別で夫がいなくても
自分で独立できる生活力,経済力はイスラム社会の女性にはない
そんな状況もテロに拍車をかけるのかも。2004/9/30
津山三十人殺し 日本犯罪史上空前の惨劇
筑波昭 新潮文庫
横溝正史「八つ墓村」のモデルとなった実際の事件というから恐ろしい
ホントかなあと半信半疑で買った一冊(本当でした)
一夜のうちに自分の住む村人30人を殺害したのは22歳の青年だった
彼は自分の体調不良や、村人からの偏見(病気のせい)に耐えられず
恋仲だった女も自分を避けるようになり復讐を決意・・・
とは一方的な彼の遺書による
実際は体調も重病でもなく、村人も彼は素行が良くなかった(女ぐせが悪い
昔の田舎にあったという夜這いというもの?)等、良くは思っていなかったが
深刻にも受け止めていなかった(殺害と結ぶような、という意)
つまり。男の被害妄想的な事件でもあったわけだ
気がついたのは彼の遺書の恨みつらみ
自分の犯罪は他人のせい、と強調している所は
先日の韓国の連続殺人犯ととても良く似ている
韓国の殺人犯も被害者にこんな事を言っている
「これに懲りて女性は身体を売ったりしないでほしい
金持ちは目を覚ましてほしい」
(被害者が風俗業の女性と富裕層の老人などだった)
まるで、犯罪が天誅であるかのような言葉は
犯罪者の身勝手さを如実に表している
人のせい
社会のせい
親のせい
誰かのせい
違う
自分のせいなのだ
いや、時には自分のせいでもない
努力してもダメな時もある
ツイてない時もある
落ち込むのもいいさ
でも、人のせいと、自分の重荷を人に投げるのはダメだ
この本の凄惨な殺害記録よりも
犯人の身勝手な遺書に、とても腹が立った
余談だが犯人の男は阿部定事件に衝撃を受けていたという
(男性器を切ってしまった女性の猟奇事件)
それから性衝動が爆発(?)し夜這い連発になったという
私も息子がいるから「ふつうの」「人並みの」青年期(性年期 笑)を
送って、正しい?大人になって欲しいと思うばかりである
まあ、動物で言うと発情期だもんね(苦笑) 2004/7/29
食う寝る坐る 永平寺修行記 野々村馨 新潮文庫
家が寺でもない著者が、ある日出家を思い立つ
俗に言う出家・・・坊主修行のホントウの姿とは・・・
面白いやら、ものカナシイやら、腹立たしいやら必見の一冊
出家した著者を待っていたのは先輩僧侶のシゴキであった
怒鳴られ、殴られ・・・まるで運動部のいじめのようだ
肉体だけでなく、精神的にも新米たちはボロボロになっていき
脱落者も(体を壊して下山したり脱走したり。軍隊かっ)出てくる
思えば、俗世を離れたそんな所にも、人間関係があって
逃れられない人間世界の性かなあと思った
それなら、現実の生活で職場や学校でがんばっている普通の事が修行
ひとつわかった事は、生活の規律の厳しさが、精神的に大きく影響する
という事だ。細かい事まで(食事の食べ方からトイレのし方まで色々)
マニュアルどうりに規制される毎日が続くと、疲労や刷り込みで
自分というものが希薄になっていくんだろう
だからカルト宗教や性格改造セミナー、詐欺商法、スポーツ、などなど
色々な団体で合宿を行うのだ
悪い面ばかりでなく、生活を律する事で、だらけた自分を引き締める
そんな事も出来そう。自分で決めて自分でコントロールできればいいんだけど
坊さんは三食昼寝、ベンツ付き、などといわれるが、案外修行は厳しいのだ
サラリーマンの悲哀を少ーしは知っているのかな?? 2004/7/5
生きながら火に焼かれて スアド訳:松本百合子
ソニー・マガジンズ
これは太古の話ではない。私と同年代の女性の生き地獄の話だ
彼女は、結婚前に性交渉を持ったために(夫になると信じていた人)
家族から火あぶりにされ・・・助け出された彼女はヨーロッパに逃れ現在に至る
現在は夫と子どもにも恵まれてはいるが、未だに身の危険があるため偽名で
本書を書いた。今なお虐待され続けるアラブ女性のために、世界へ伝えたいと。
アラブのその地では不順な行為を犯した娘を殺した家族は
名誉の殺人者となる。女性はモノ以下家畜以下で、ただの出産の道具だ
火あぶりになったスアドの家の子どもは7人兄弟だったのに
実は14人・・・つまり生まれて女児は母親が「間引き」していたのだ!
(母親が産後赤ん坊を殺害)男児を生むためだけに女性は要る
ふと最近の一連の皇室報道を思い出す
雅子様の一番のプレッシャー「お世継ぎ問題」
男児を産め、というのは待遇の差こそあれ、アラブの状況と変わらない
産まれた愛子様はなぜダメなのか?
女性ではないから・・・アラブと同じ理由が彼女らを不幸に追いこむ
日本も昔は、女性は子どもの頃は親に従い、嫁しては夫に従い
老いては子に従え、であった。きっと世界のどの国でも女性はそうだったんだと思う
それでも、いくつかの国は(完全でなくても)男性の権利に近づき
日本では少なくとも、外をひとりで歩いても石も投げられないし
家族から殴られたりはしない、私たちは法で守られ、その事をもっと感謝すべきだ
著者は、父が母を殴る、男が女を殴る、それは当然の事だった、という
自分自身が焼かれて病院に入れられた時でさえ、父の怒り(娘が家の恥だと言う)と
母の殺意(死にそこなった自分を毒殺しようとした)も、当然の事と思っていた
米兵のイラク人への虐待事件でイラク女性への性的虐待もあったらしいが
女性は家へ帰されてから家族の手で殺された人もいるらしい
辱めを受けた女性は許されない一族の恥じなのだろう
米軍はアラブ社会の厳しい教えをもっと勉強してイラクやその他アラブの
問題に関与した方が良い。価値観が全く違うのだから・・・
以前紹介したアフリカの女性器切除の話よりひどい、と思った
著者は父と母の間に愛なんてなかった、と書いているが
女性を道具としか見ていない夫、男性のそんな態度を当然と思いつづける妻
それが延々と継がれる限り、愛なんて無いに違いない・・・
イランの現政権はイスラムの厳格な保守と違う改革路線にもかかわらず
女性のノーベル賞受賞を不快に思っているという
イラクの人質の殺害映像などの残虐な報道があるけれど
彼らにしてみればそれは伝統、ルールに従った行為なのかもしれない
流血を勇気の印しと思う古代の帝国のように。
現代の、先進国の男性の心の中でも、女性蔑視は残っているかも。
習慣や環境がそうさせる。田舎ほど差別意識が強いのはその為か
私はフェミニストじゃないけれど、性の限界を感じる事はある・・・
日本や先進国の女性の外見や行動を見ると、もっと規制した方が良いような
目に余る恥ずかしい場合もあるけれど、ブツブツとイマドキの女は、なんて言える
環境を素晴らしいと思おう。できれば世界からこんな悲劇が無くなる事を願って
2004/6/11
月光の夏 毛利恒之 講談社文庫
敗戦の色濃くなった時片道燃料で敵機に体当たりする使命を負った若者たち
そう、特攻隊・・・
小学校の古いピアノには悲しい思い出があった
出撃を前にした若い特攻隊員が「ピアノを弾かせてください」と訪ねた
死ぬ前にもう一度弾きたいと言う
彼らは「月光」を弾きはじめた
学徒動員で戦争に駆り出された彼らは音楽学校生だったのだ
そこにいた18歳の代用教員公子は長い時を経て
そのピアノと再会し、その話は感動を呼びメディアに流れる事となる
ここまでは感動の物語で、戦争の生んだ悲しい物語でもあるのだが
この話しは現実とメディアと世間の人々の厳しい一面を見せる事となる
メディアに載ったことで「その特攻隊員は誰か」と世間の関心は
人物特定に集まった。人物が不明となると、その話はウソではないか
と疑念の声が出始めた。心無い中傷も公子は受け始めた
番組の製作スタッフは必死に特攻隊員の氏名を探す
すると・・・2名のうち1名が生存していた
しかし彼は沈黙する。なぜか・・・・・?
振武寮、というのを私は初めて知った。これは死なずに帰った特攻隊員を
収容した施設で、とても残酷な仕打ちだと、怒りさえ感じた
国の為に命を書けた隊員を、尊い犠牲で、決して忘れてはならないと思う
が、しかし、生きて帰ったなら、それは本当に素晴らしいと思うのに
それを軍の恥だと隠蔽する一部の軍人がいたとは本当にひどい
この話しは事実だそうだが、本にするにあたっては小説として書き
仮名にもした(でも実名は巻末にあり)事実が元の小説だ
ふと近日公開の韓国映画「シルミド」のあらすじを思い出した
数日前TVで見たのだが、韓国軍は昔秘密裏に金日成暗殺部隊を結成
離島で過酷な訓練を行った(島の名がシルミドだそうだ。そういう意味だったのか)
彼らは金日成を仕留めたら破格の優遇を保証された
脱落者も出て、死者も出た。それでも彼らは耐えた
だが、政局は一転。南北首脳会談が計画され、対話路線へ変換
暗殺計画は中止。過酷な訓練に耐えてきたはずの隊員は不要となった・・・
彼らに待っていたのは残酷な運命・・・
韓国の軍の汚点とされるこの事件も長い時を経てやっと明るみに出た
日本の特攻隊生存者の隠蔽と似ている気がした
命に重さがあるとしたら、その重さが最も軽くなるのが戦争なのだろう
イヤな事件が多い。子どもの犯罪など。教育の場で「命を大切にしよう」などと
いくら言ってもうわべを通過するだけ。世界のどこかで戦火は燃え続けている
人を殺し続ける世界。それが無くならない限り「命を大切に」なんて
言葉に力が伴わない気がする・・・2004/6/8
破壊工作 大韓航空機「爆破」事件の真相!
野田峰雄 宝島社
1987年大韓航空機が爆破され、拘束された犯人は
日本名「蜂谷真由美」を名乗る北朝鮮工作員「金賢姫」だった
というこの事件に疑問を投げかけ、いくつかの疑問点を検証した本
韓国自作自演説の噂も一時流れた事件だけに
ワクワクしつつ、読み始めたが・・・?
プロローグで北朝鮮による日本人拉致事件に触れ
国会で(当時)取り上げられた横田めぐみさんなど「7件10人」を
疑惑レベルの数字だと書いている
北朝鮮が日本人拉致を認める以前に書かれた本とはいえ
2004年4月に新版で冒頭に文章を載せているのだから
その辺の(北朝鮮が拉致していたという事実)以前の見解を
どう思うかちょっと位書かれていてもいい(でも無かった)
読み進むにつれてどうやら著者は「朝鮮はシロで
本当は韓国による陰謀だ」といいたいのかなあと思ってきた
この人・・・ヒダリなのか?
日本の先の戦争を引き合いに出して拉致問題を語る人もいるが
50年以上も経った戦争のために「今」犯罪にあってもしかたがないと
言うんだろうか?
どこの国かは書かないが(アジア・・・とだけ)
知人が旅行先でバッグを置き引きにあって
(店の中で食事中)警察を呼んだ。その時店の厨房から話し声が聞こえ
現地語に堪能な彼女は内容をはっきり聞き取った(大きな声だったそうだ
言葉がわからないと思ったか?)
「日本人は泥棒で人殺しなんだから、お財布くらいで騒ぐなって!」
戦争を引き合いにこんな事が繰り返されるのは、イヤである
こんなんじゃ、仲良くなれるわけはない・・・
ともかく。大韓航空の事件の真実を追究するのはいい事だが
偏らずに調査するのもけっこう難しいのかもしれない
調査って犯人が全くわからず白紙の状態で調べるよりも
犯人を絞って調べる、か
特定の人が犯人じゃない事を調べる、方が楽だ
だからこの著者の場合北擁護の調べ方なわけか?
それは悪いわけではない。その人のスタンスだから。
でも読み手は「そういう見方もあるんだ」と資料程度に留める
うーん、ニュートラルな考え方って難しいよね 2004/5/14
単独発言 私はブッシュの敵である
辺見庸 角川文庫
この人の著作は好きなんだけれど、納得できないモノもある
(そういう事ってありませんか?)
ブッシュの、というか米保守派の今回の功罪(というか罪。功はないよね)は
確かに同感だけれど、他の部分で私の中で疑問符がいっぱいだ
ひとつ。北朝鮮問題、拉致問題の事
拉致被害者五人が帰国した際いったん北へ返す約束を破ったのは
外交上の違約にあたると著者は言っている
さらに拉致したのは北だけれど、じゃあ強制連行はどうなるんだと。
被害者が自国に残りたいと言ったなら、返す事はない
人質を誘拐犯の元へ返す道理はおかしい
外交上といっても犯罪被害者だよ?
一旦返したら戻らなかったと思う(北が戻さなかった)
強制連行の過去があるから現在進行中の拉致問題を解決できない
というのも、おかしい。それならば過去の戦争の罪のある国家だから
今現在の日本人は何をされても我慢するのか?
普通に暮らしていてある日突然拉致される
こんな事が許されていいわけはない
拉致問題に素朴な疑問がある
相手がただの自国の犯罪集団ならば解決はできよう
でも、相手が国家(敵国家)だったら
どうやって被害者を助ければいいのか?
戦争をするわけにはいかない
しかし、話し合いなどというのは進展しない現実
身代金(経済、食糧援助など)を払うのか?
(今回のようにひとり十億とも百億とも言われる巨額では
拉致可能性の400人を掛けたら日本は破産するよね 苦笑)
日本ではなかったら、どうしているだろう
欧米だったなら?少なくとも20年以上もほっておかなかっただろう
日本はアジアで本当に肩身が狭い
今現在の被害者を返してというだけなのに・・・
韓国でも拉致被害者は多いらしいが太陽政策という愚策で
北とうまくやりたいが為に、拉致事件は話題にもされないという
韓国は南北統一を待っているわけか。でもその時
拉致被害者の親族が生きているかどうか、わからない
(長い年月って事です。日本の拉致被害者の家族だってみんな高齢)
非難されるかもしれないが、強制連行で日本に連れて来られた人々は
今、祖国に帰りたいと思うなら帰るという選択ができるだろう
(謝罪や賠償問題があるとしても、日本にいるのも、祖国に帰るのも自由)
しかし、日本人拉致被害者は帰る自由はないのだ
400人とも言われる北朝鮮による日本人拉致
残酷だけれど全員が生存しているとは思えない
有用な人材でなければ食べさせていくはずはない
若いなら言葉も習慣も覚えられる(高齢では言語習得は大変だ)
美しいなら拉致男性の結婚相手になろうし
有能なら・・・説明はいらないか
そんな風に良い人材をより分けるのではないか?
後の者たちは・・・・・・・
日本人妻たちも多くが強制収容所送りで数千人は殺害されたとか?
(未確認情報ですが以前TVで脱北者がインタヴューで言ったので)
そんな犯罪をされても泣き寝入りするのか
過去の戦争をずっと引きずっていくのか?
著者に、問いたいのはそこである
他にも死刑制度反対、神の国発言について等色々な事を語っている
賛否がありつつ、テーマは確かに面白い
ちなみに、死刑が野蛮と言う事はそうだろうし執行する人がいるのも
大変な仕事だとも思う。だから・・・やっぱり仇討ち制度がいい
自分の家族の仇を自分で。自分の手を文字通り汚す覚悟があれば、だ
人にやってもらわないとできない、という程度の覚悟ではダメ
自分もまた殺人者になってもいいという強い思いなら・・・?
でも病人で体力がないとか事情があれば国にやってもらうのだ
・・・ってアブナイ意見でした。すみません
でも、執行人は大変らしいですよ、つらい仕事ですね
2004/5/30