読書かんそうぶん 社会・世界
不良少年の夢 義家弘介 光文社
「不良」と呼ばれた著者が流れついたのは全国から問題児の
集まった北国の高校。そこで生涯の恩師と出会い
立ち直った彼は、いつしか自分も同じ教師を目指す・・・
著者の体験記。この高校は薬物事件があったらしいが
以前ニュースで見たような気がする
ずいぶん大量の薬物使用者がいるんだなあと
スゴイ高校だと思った記憶がある
普通に教職を目指し、就いた人はたくさんいる
なのになぜ、彼のようなアウトローから教師になった人を
すごいと感心してしまうんだろう。人間の感覚って面白い
それはマイナスからのスタートが大変だから?
いえ、きっと普通の人が体験していない所から「来た」という
好奇心なんだろう。普通の人は残酷なものだから・・・
普通の人は残酷・・・
話は反れるが今私が仕事で一緒にいる人は
非常にキツイ、カタイ人だ。仕事ではそれは結構だが
私生活や色々な面でも彼女は厳しい
彼女が時折話す若い隣人の女性のことで
彼女はこう言った「あの娘は母子家庭で育ったから
父親の愛情を知らない。だから人間ができていないのよ」
以前ウチの会社に勤めていた女性はシングルマザーだったが
彼女の事も「ふしだらな女」と毛嫌いしていた
皆色々な事情があって色々な生き方をすることとなる
でも「普通」の家庭で育ち「普通」の家庭を築いた彼女には
色々な生き方はわからない
だから・・・私は自分が母子家庭で育ったと、母が水商売だったと
彼女には言っていない。恥ずかしいわけではない。絶対に。
でも言った事で母を、私の人生を、否定されたら悔しい
彼女は私には大事な人ではない。ただの仕事のパートナーだから
わかってもらえなくていい・・・
私は「元不良少年」と結婚したのだけれど(笑)昔の話はやはり
面白い。普通に勉強していたらわからないスゴイこと
息子もまたそんな話が好きらしい。絶対学校に言えない父の話を
「聞くのが楽しい」それにしても意外なのは自分が不良だったのに
息子には「悪くなって欲しくない」そうである
タバコくらいならどう?というと「絶対ダメ」だそうだ
昔ヤンキーだった知人女性も自分はスゴかったが
(いわゆるその地域に「番を張って」いたそうだ
番とは地域や学校の不良のトップに立っているという意)
娘には絶対まじめに過ごして欲しいといい
娘にお嬢さま教育をしていたりする(笑)
イマドキの高校生なのに茶髪も許していない・・・
不良・・・社会復帰できるならばケイケンしてみてもいいかもしれない
普通が良くてはみ出しがダメ・・・その概念が正しいとは言えない
マジメで正しいことが、人を傷つける事もある
正しいから、傷ついた人はなおさら傷つく
人の痛みを知る為の不良道・・・
でも不良とは人に迷惑を掛ける部分が多い
法的にも気持ち的にも。万引きなどの犯罪は本当に
ケイケンしていい事ではないし、善悪をハッキリさせて不良する?
ちょっと非現実的だ。私の考えやはりヘン(笑)2003/9/2
奪還 蓮池透 新潮社
思わぬ所で有名になってしまった北朝鮮拉致被害者のご家族だ
拉致の現実の惨さはニュースなどで見聞きしたが
この本を買う事でひょっとして、カンパで運営資金をまかなっている
という拉致の会の足しにでもなれば、とも思ったので購入
ただあらためて思うのは日本の政府の対策の悪さだ
拉致はない、事件にしたくない、波風立てたくない・・・等々
ことなかれ主義が被害者の救出を遅らせた
自国の国民を守る、これが国家としての最大の意味だろう?
ある日突然自分が理由もなく拉致される恐怖
自分の家族が忽然と消える不安
神隠しのように、どうにもわからない、のではなく
数年も前から疑惑も(あるいは確信)あったのに
何故何も政府はできないのか(しないのか)
本のオビに「私たちは、二つの国と闘わねばならなかった」とは
本当にそうだろうと思う。対国家なら個人に出来る事は
ほとんどない。巨大な援助国が何故何も言えないのか?
(戦争問題はまた別だろうに!)
拉致問題はまだこれからだ・・・2003/5/19
日本は神の国ではないのですか 加地伸行 小学館文
ずばり森発言をもとに日本のあり方や、日本の立場、天皇制など
考えた編書だ。ちょっと右っぽいが、神道と言うものを全然知らない
私としては取っ掛かりになった。森発言全文も載っている。が
どう考えても私には神道を、天皇制を、語っているように思えた
(ごり押ししているようには思わない。だって神道系団体の
スピーチだもん)ただ、どうしてもわからない一文がある
神様でも仏さまでも何でも信仰を大切に体で覚えてゆく事が
大切だと言う所。宗教教育でなく一転、反戦教育の濃かった時代に
学校に行ったから宗教感は根ずいていない私。
信仰を何でいいから持てと言うのが「わからない」のだ
宗教の教える倫理観、人を殺してはいけない、命は大切だ、と
森さんの主旨はわかる。が宗教に頼るその発想はすでに教育の
敗北だと思う。
神道が即戦争と言うのは違うと思った。体よく利用されたのだ
宗教は政治的に利用されやすい・・・日本もまたそうだったのだろう
もうちょっと勉強した方がいいかな
女帝 (と言う本を知りませんか?)
相当前に読んだ本だが推古天皇や中国の西太后、マリア・テレジア
などからサッチャー首相(読んだ当時もしかして現役)や
あらゆる「女帝」っぽい人を集めた本だった
読もうと思ったが「ない」本屋を探しても著者も出版社も
わからない・・・(心当たりのある方教えてください)
女帝というのはいつも男性社会の都合で「作られていく」ものだと
書いてあったのを思い出す。笛を吹くのはいつも男で
女はそれに合わせて躍らされているのだ
ある意味で歴史に君主として名を残す女性よりも
楊貴妃のような、マリリン・モンローのような女性のほうが
男を操っているといえるかもしれない
歴史の影に女ありとは言うが女帝の場合土台は男なのだ
与えられた性をどう生きるか、どちらがいいのか
答えなど無い。野心を持った場合男性だけが得をするのか?
そうかもしれないが男性ならではの損もするだろう・・・
フェミニズムってなんだろうなあ・・・とたまに思う
女帝・・・男女の社会のトップに立ちたいか?
女の野心、男の野心は違うんだろうか?
野心・・・うーん、ほとんど無いとも言えるし
人と違っていたいとも思うし・・
纏足(てんそく) 馮驥才 小学館文庫
9センチの足の女の一生というサブタイトルがついている
纏足はみなさんご存知のように中国の昔の悪習で
女性の足を子どものうちから布できつく縛り、木の小さい型に
足を無理やりはめて足を大きくせずにおくと言う風習の事だ
何故そんな事をするのかというと良い所に嫁に行ける様に、
もっと追求すれば男に隷属するように(走ったり逃げたり
強靭な肉体を誇ったりできぬ様に)また、性的な嗜好として
(小足ほど良いとされる)女性を改造するのだ
これは小説だが実際の纏足の本を以前読んだ時絶句した
2、3歳の小さな足に型をはめるやり方と、もう少し
大きくなってから無理やり縛るやり方があるのだが
後者の無理やり・・・はスゴイ。型枠にはまるように
足を叩いたり折ったりする。足は靴擦れになっても痛いのに
足の指、関節から全てを折り曲げ潰す・・・
少女は絶叫するもの、気絶するもの・・・と色々だが
やがて慣れていき小さな足を方々で誉められると
自慢の種になってゆくのだ
以前書いたアフリカの女性器割礼もそうだが
女性の自由を奪う為、処女性を確保する為の肉体的な改造は
許しがたいものだ。また、男が世界の圧力で「やらなくて良い」
と言っても母親たちは自分の娘にせっせと割礼を施す
「良い所に嫁にやりたい親心」なのだ
その裏には「やらなくて良い」といいつつも女を選ぶ時に
割礼後の女を選ぶという暗に「割礼しろ」という男の圧力がある
中国は纏足を政府が禁止した。それは大変だったそうだ
(中国って偉い。一人っ子政策もそうだが、慣習に反する事も
断行する力がある。日本の親の虐待事情などを思うとわが政府も
強気に出る部分はあって良いと思う。虐待する親から
親権を奪うなど。親権が児童相談所や警察の壁になっている)
投獄されても娘の将来の為、纏足をやめない親達・・・
しかし上海などの大都市の教育を受けた子女達から
纏足は消えていった。纏足するよりも雪崩れ込む欧米式の
ダンスホールで大きい足で踊るほうが気分も良いし
海外の男性は女性のセックスアピールは足のサイズでは無いと
わかってきた・・・(サイズって足でなく多分バストなど)
この小説はそこまでいかない。激痛に耐えて名家に嫁いだ
ひとりの女を追っている。とても字が大きくて、ひょっとして
子どもも読めるのかもしれないから、娘さんいるならどうぞ・・
現代の日本も世界も目に見えない纏足を女性に架している
女性は解放されたというけれど見えないものが女性たちを呪縛
だから女性は男よりも強く、したたかに生きなければならない
昨日の通信に戻るが美人が男を手玉に取るのは
一見男を振り回しているように見えるがその実「纏足」の足で
男を釣ろうとする事と同じだと思った
美人は多いにけっこうだ。でもたまには男でなく自分や同性の
為に磨きたいものだ・・・心の纏足はイヤだから
それにしてもアフリカも昔の中国も早ければ14,5歳で嫁に
出す(日本も!?赤とんぼと言う歌で十五で姉やは嫁にいき」と
いうじゃん?亡くなったが近所の明治のおばあさんは
やはり15歳だったらしいし)と言う事は
若いと言うよりロリータの年齢だと思う
おじさんたちがモー娘にはまったり、援助交際に走ったりして
非難を浴びるが考えると男のロリコンは昔からで、本能かも。
むしろ今の時代が辛かったりして?
二十代が恋愛の中心だ。この年齢の女性と対等に付き合う
という事は精神的にも社会的にも大変なことだ
それを何気なくこなす今の人たちは、昔のおじさんたちより
人間性はしっかりしていると思った
BGM: IMPRESSIVE INSTANT BY.MADONNA
(纏足女性の対極にあるマドンナのテクノ風の一曲だ
男を種馬にして、貪欲に人生をパワフルにいきるマドンナ
そこまではできないが纏足や割礼をするくらいなら
マドンナ流で良いと思う。)
死刑執行人の苦悩 大塚公子 角川文庫
死刑というのは死刑囚の命を断つ事だ。
死刑が賛成だと口にする時私たちは忘れている
死刑を「被害者や社会に代わって」執行してくれている人たちの事を。
死刑を行う刑務官はほとんどが死刑反対派だと聞いた。この本にも
そうあった。それはそうだろう。人の命を断つという辛い事を
「何も関係のない」彼らがやってくれるのだから・・・
彼らは苦悩する。人生に重大な影を落とす
死刑囚の多くは改心し素晴らしい人間になって刑に望むという
刑務官達は思う「なぜこんないい人間を殺すのか」と。
もちろん最期まで荒れ狂い改心せず死んでいった者もいる
それでも犯罪を犯すようになった彼らの境遇に刑務官は同情もする
その者達を刑に処す。仕事を続ける限り逃げられない苦痛がそこにある
一方で刑務官の娘さんの話もあった。父親の仕事がどんなものか
「他人の噂で」わかった時の辛さは計り知れない。
彼女はいじめにもあう。「人を殺す汚い仕事の父親」と・・・
一番この話に腹が立った。善意の人が人を殺さなければならない事の
辛さもわかっていないし、悪意の人が人は殺さなくても,人の心を
殺そうとしているのもわかっていない現実もわかっていない
(私自身わかってはいない。浅はかな自分)
以前に死刑反対派になった事がある。その時の理由の一つは
この刑務官の話を聞いた時だった。彼らに手を汚させたくないと。
しかし、なんの罪もない人が殺されたという犯罪の事実もまた重い
死刑囚が改心するというのも自分の死期が決められているから
とも言える。病で余命の少ない人が受け入れてゆくように・・・
死刑は必要悪。でも刑務官達の苦悩と,被害者の無念で私は迷う
死刑関連本
死刑執行 朝日新聞死刑制度取材班 朝日新聞社
死刑の大国アメリカ 政治と人権のはざま 宮本倫好 亜紀書房
アメリカの死刑については事情が少し違う。多分に人種問題も
絡んでくるからだ。日本でも狭山事件(女性殺人事件で
逮捕されたのが被差別部落の男性だった。この事件は今だ
法廷で争われている。つまり差別によるえん罪かどうかと。
アメリカといえばあのO.Jシンプソン事件が印象的
ザ・ジャパニーズ・トゥデイ
エドウィン・O・ライシャワー
(文藝春秋)
1990年つまり今から11年前に買った本だが
(前身ザ・ジャパニーズは1979年刊行だった)
たった11年で変貌してしまった日本を思うとき
読み返したくなる本。分厚いが読みやすいのはこの日本論が
歴史・経済から個人の生活まで多岐に渡っているからだ
です・ます調の対訳も読みやすくしている
11年たって読むと「違うぞ」と言う所もある
新鮮さが命の社会論系の本も10年置くと,別の意味で楽しい
今ならもう古書で安いだろうからいかがかな?
日本人は全体として明らかに強靭な性格を持っています
その極端な例は小野田少尉が25年間一人で闘いつづけた事です
って、もはやそんな日本人はいない。国の為に死ねるか?
ほとんどの邦人がNOと答えるだろう
テレビで以前韓国女性が国の為に死ねると言った
ちょっとうらやましい気もするが、それはナショナリズムの一歩
自己チュウの今の同胞が(私もね)ちょうど良いのかもしれない
余談・・・ポケモンをアメリカで放映するに当たりアメリカ側は
ピカチュウを(ネズミ型のカワイイキャラです)こんなに
可愛くては受けないから化けネズミのようにしてくれといって
日本側はこれを拒否,かわいいままで通した。すると
それが大当たり。子どもを甘く見てはいけない
大体アメリカ人はセンスが悪い。子どものアニメの雑な事と
ストーリーの貧弱さ。日本アニメはディズニーを越えていると
思ってる。こんな風にアメリカをけなしていると私は
ヘンな愛国心があると思う。アメリカを叩く事で沸く愛国心
それもまた,情けないね
2001/1/31
キリスト教封印の世界史 ヘレン・エラーブ 徳間書店
この本のサブタイトルは「西欧文明のダークサイド」だ
言いえて妙なサブタイトル。キリスト教の功罪について
詳しく切ってくれている。
ひとことばんにOCEANさんが書いた「キリスト教の方がアブナイ」
と言うひとことはまさにそうだったのだ。
キリスト教が招いた不運な事件の数々を,私達は知るべきだ
欧米を席巻した唯一男性至高神は,アジアを始めとする
異端を受け入れてはいないのだ。彼等の根底が変わらない限り。
本の真中で出てくるのは悪夢の「魔女狩り」
十五世紀から十八世紀まで三世紀も行われた愚行だ
「罪は女から生じた。女のせいで我々は皆
死ななければならなかった」「あるときは欲望をそそる
あるときは働き過ぎだと非難した。育児や家事に追われ
世俗的な関心事に囚われすぎて,神への信仰がおろそかに
なっている」これだけでも私の怒りを買うのは十分です
家事・育児に追われ・・・って
悪いがそのとうりだ。現代でもそうして女は「生活」を
切りまわしている。それを悪と言うなら人は
生活を放棄するという事だ(なんか個人的に怒ってるだけ?)
日本の神道も原始宗教,シャーマニズムからの派生だと言う
が、たくさんの神々がいて,そこに祈る人がいる
その宗教の素朴さと土地に密着した文化の一部は大事にしたい
シャーマニズムを未開の宗教と決めたのは西欧人だ
それに翻弄されて自分を見失った国の一つが日本なら
もう国のの「個性」を見なおしてもいいと思う
うーん「神の国」発言するわけじゃないが・・・
侵略の世界史 清水馨八郎 祥伝社
これを読んだ時友達に,思いっきり「みぎ」と言われた
ちがうってば。私のいいところはどこにも属さない所
フーテンだからなんだって読む。
確かに白人社会の世界にしてきた事は「罪」以外の何者でも
ない気はする。それにしてもインパクトあるサブタイトルだ
「この500年白人は世界で何をしてきたか」帯には
「はたして日本は戦争犯罪国家か」す・・すごい
東京裁判,南京大虐殺にももちろん触れ南京はでっち上げと
ぶった切る。ところでこの真相はどうなんだろうか?
真偽はともかく国際的には定着してしまった南京大虐殺だ
それにしても真偽のはっきりしないものを,子どもに
教える場合は仮説のありったけをきちんと教えておくべきだろう
私の時代(1961年生まれ)反戦教育ムードで教わったので
多様な説を学ぶのは大人になってからだ。それはいけない。
南京にしてもあった説ない説両方の言い分と国際的な意見を
全て教えて,子どもたちに意見は託したらどうだろう?
この手の本は自分の国と個人のアイデンティティーを
考えさせられる面はある。ナショナリズムはプライドを
くすぐる魔力はあるのかもしれない
南京事件 笠原十九司 岩波新書
南京関連本。ドイツ人ジョン・ラーベの「南京事件」の
引用が信憑性があると聞いた事があるがこの本も
ラーベの引用がある。これだけの事件でこれだけ真実の
はっきりしない事件もないだろう。あっても無くても
きちんと調べるのが後の世のためだ
新日本共産党宣言 不破哲三 井上ひさし
えー,みぎの後は思いっきりこれ(笑)
面白いと思うのは「みぎ」も「ひだり」もアメリカから
脱出しようと言っている点だ。世界第1位アメリカ(何が
1位かはともかくとして)は世界1嫌われる国でもある
アメリカ依存症かあ、ぴったりかも。
意外に思ったのは共産党は天皇制を認めているという文
戦後天皇の役割が変わったから、だそうだ
ただし天皇制が代々引き継がれていく君主制の名残だから
国民の声でいつか無くなる事を考えているとは書いてある
個人的にはイギリスの王室のようになったら日本の皇室は
要らないと思ってるんだけど。西側的退廃文化の象徴だもの
エドワード王子もいやがっているし?
イギリスの排他性は王室にあり,と思うから。
共産党の怖い・クライイメージを変える本だったが
あの閉鎖性は拭い切れなかった気がした。もう一歩、かな
お笑い創価学会 信じるものは救われない
佐高信 テリー伊藤
光文社
う・・・なんて書いていいかわからないけど
(友達もいるんですよ.学会)
お笑い北朝鮮,なども読んだら読むしかない、と言うか・・・
ご・・・ごめんなさい(誰に謝ってるの?)
この手の本好きなんです
これが「週刊子どもニュース」だ
池上彰
集英社文庫
NHKでおなじみの週刊子どもニュースは私の必須バイブルだ.
新聞を見ても,正直何言ってんだかわからないこともある。
いい年した大人が「これどういう意味?」なんて恥ずかしくて聞けない.
そんな時「わかりやすく時事問題を解説してくれるのは,ありがたい.
聞くは一時の恥じ,聞かぬは一生の損、と言うが
なかなか大人はいっときの恥がかけないのだ.
他にも小学生の大疑問(2もある)講談社 もあって
わからない事があると密かに読んでいるのだった・・・
北アイルランド問題,竹島問題,環境ホルモン,小選挙区制
NHKあんたはエライ!