音楽だいすき*****
NIGHT HIKE By.HARCO 今回は邦楽です
息子のお気に入りの一曲であるが、何とも懐かしいような
80年後半から90年くらいの、テクノの香りアンビエントの香り
のする一曲である。歌詞とメロディは満天の星空を頭に描ける
きれいな、ドラマティックな出来映え(彼のHPに視聴PVあり)
昔はよかったなあ、という台詞は若い頃大人から聞きたくなかった
でも、それは今を否定する事ではなく、過ぎ行く時間への思慕だと
最近すこーし、わかった気もする
息子と音楽を共有する事で、重なるはずの無い親と子の青春が
ちょっと、交差するうれしい時間
中3の息子は本来は受験生なのだが「行ける学校ならどこでもいい」
という気楽(というより早くもあきらめているらしい)さからか
一切受験勉強せず、音楽にはまっている
友達が楽器をやりはじめ(エレキや、ベース、ギター、ドラムなど)
息子もギターが欲しいといっていた
実は実家に私の中学の時に買ったフォークギターと
あこがれのお姉さんからもらったクラシックの2本のギターがある
母にTELしたら、まだ残っているという
息子に話すと、そのギターが欲しいと言った
本来なら勉強させるべき時期なのに、親として音楽させるとは
自分が本当に親としては、ダメであると思う
が・・・自分が中学時代に音楽から受けた感動を息子にも、と思う
若いうちに触れた音楽は一生モノだ
(年をとってからもまた、音楽には意味があるけど)
P.S 息子のお気に入りのもう一曲は「シュガー・ベイブ」の
「ダウンタウン」である。車のCMで誰かがカヴァーしていたが
CDになっていないらしい。ところが、息子に言われて
CMを見た私は「これって昔のシュガー・ベイブじゃん」と
物置をゴソゴソ。じゃーん、1976年のLPレコードに
入っていました見事(SONGSというLP)
ちなみに、わたしは大貫妙子のファンだった)
息子は30年近い時間に驚きながらも
「全然古くないね。いい感じだね」と言っていた。うれしー!
それにしても歌謡曲全盛期の時代にシュガーベイヴは
新しすぎたかもしれない。今なら本当に若者もわかってくれる
そういう曲である
※最近のCMでのカヴァーを歌っているのは
「福寿」と「フレミング・パイ」
ふたつのバージョンは歌詞が違うらしい
興味のある方は調べてみて下さい
時を越えて中学生だった私から、中学生の今を生きる息子へ
音楽のプレゼント・・・か!